ＣＳＳ

二酸化炭素削減の切り札とも言われており、工場などから排出される二酸化炭素を大気拡散する前に回収し、パイプラインを通して地下1000m深くまで送り込み、地層の中に閉じ込めるという技術。アメリカを中心に世界各国で実施されており、日本も実験を進めているが、地震を誘発するという説もあり、手放しで推奨できるものではない。オナラが臭いので、お尻と口をパイプで繋いで体の中にオナラを戻すようなイメージか。

二酸化炭素の増加、ひいては人間の増加が地球に大きなダメージを与えているのは間違いない。しかし、気候変動はポールシフトなど地球自体の活動の変化もあるし、太陽や他の惑星との関わりの変化もあるし、もっと壮大なスケールの変化によることの方が大きいと思う。温暖化どころか近い将来氷河期が来るという説さえある。そんな中、人為的に二酸化炭素を地中深くに埋めることで、地球に余計な負荷をかけ、思いもよらない事態を引き起こす可能性の方が私は怖い。二酸化炭素を発生させない方向への技術に期待。

※ポールシフト→自転軸が現在の位置から移動すること